鄭成玉氏の親善交流日誌(その5)
投稿日:2011年2月23日(水) 21時56分
お客を迎えた家庭は、日本の伝統的な親切さと真心を傾注した。寝具の準備はもちろん、さらに畳を新しく交換した家庭も有り、部屋にある家具を整理して寝室を広くし、浴槽に至まで本当に感動的だ。このようにホームステイを通して、比較的に狭い家屋構造にふさわしく装われた空間活用の知恵や、伝統的な畳の寝室と、清潔で整頓された家庭の姿、そして、家の周囲の横道の姿も現場体験してみた。
ホームステイ家族で受けとった、真心のこもった贈り物は主に酒(清酒)や緑茶、菓子、漬け物(日本式総菜)などだ。このような一日の夜のつきあいを引き続きするために、韓国での再会を約束した。
次の日10日(月)朝、電鉄の駅(西宮)からホームステイ家族とお別れをして、韓日親善交流行事は終了した。別れの瞬間を名残惜しみながら、涙を流す女性会員達の姿・場面は今も感銘深く脳裡をかすめる。奇蹟のように会い奇蹟のように分かれる、短い邂逅を惜しむ心は涙を誘うものであった。電車に乗った会員達はお互いのホームステイさきでの話を交わした。
このような韓日親善交流行事は2009年10月11日にも、引き続き仁川大橋開通記念マラソン大会を機に11名の日本の会員が3泊4日の日程で来韓し、第4回韓日親善交流行事をおこなった。我々も日本側に負けず劣らず、親切と真心をこめてお客のもてなしをした。そして、再び日本での第5回韓日親善交流行事を期待している。これも、マラソンを通しての民間外交家であろうと自負心を持っている。