鄭成玉氏の親善交流日誌(その4)
投稿日:2011年2月21日(月) 20時46分
「韓日親善交流の夕べ」行事とホームステイ
温泉入浴でこぎれいなった一行は「韓日交流の夕べ」の会場に入場した。歓迎のプラカードの掲げられた50余坪の広いホールには50余名の日本のマラソン会員が既に到着していて、我々一行を待っている。太極旗と日章旗がテーブルの上に立てられて、我々一行の為の通訳も準備されていた。両国代表の歓迎の辞と返礼、参加会員の紹介、贈り物交換、乾杯と晩餐など手はず通りに進行。我々の贈り物は、キムチ・海苔・焼酎・高麗にんじんなどで、日本側からの贈り物は酒(日本清酒)・菓子類・乾きもの肴・緑茶などである。
長年の友人のように「コンベ」「乾杯」「ウィハヨ」「ファイティング」を交互に叫ぶ声があちこちで上がる中、座る場所を変わりながら食べて飲んだ。約2時間が過ぎたが、時間の経つのを忘れた。この会が終わると2人一組になって、事前に決めて貰っていたホームステイ家庭に行かなければならない。夜10時を過ぎ、「釜山港へ帰れ」と「アリラン」の合唱をお互いの惜別の挨拶代わりに会場を出て、それぞれ各自ホームステイに案内された。
ホームステイは、該当家族の年齢と職業、家族構成、韓国語などの外国語能力、住宅規模、愛玩動物の有無などを詳細に紹介して貰い組み合わせた。ホームステイ家庭では、個人的な贈り物を交換した。夜遅くまで飲んで楽しんだ。通訳のいる家も有ったが、そうではない家庭でもそれなりに杯が交わされた様で、目配せとボディランゲージが全て通訳の役目をした。