鄭成玉氏の親善交流日誌(その3)
投稿日:2011年2月15日(火) 22時46分
外国のマラソン大会に参加すると、周辺の景色を楽しみながらのファンランとして走る。ボストンマラソン、東京マラソン、北京マラソンの参加者も殆どがファンランとして走り、観光マラソンになっている。年配のランナー達が若者に負けず劣らずがんばって走るところは我々と異なっている。そんなに速く走ってもハーフ(21.0975m)を約1時間50分内外でゴールするだけだ。
ゴールインするやいなや桜の木の下に広げたビニールシートの上で、予め準備された、爽快なビールで喉をしめらし、弁当で昼食をとり疲労をときほぐした。韓国では豚肉やキムチの肴に、マッコリ・餅など盛りだくさんに飲んで食べるのだが、日本は全てが経済的になされるようだ。お互いの記念写真を撮って、マラソンの武勇談を肴にビールで乾杯し、ひとしきり話に花が咲いた。
このように長らく食べて飲んで、それから温泉に行った。会場から約30分の距離にある六甲山山麓の観光地・宝塚の天然温泉でマラソンと宿酔いの疲労をとろけるほど温めた。会員の中には中年の垢すり女性をみて物珍しそうに身をまかせたものもいる。韓国から伝授された風呂の文化だと言われているが、良い評価を受ける文化観光商品かどうか疑問だ。
(訳注) このような交流は、お互いの文化体験と意思疎通には良い交流ではないかと思います。09年の仁川マラソンでは大いにお世話になりました。走後はこの文同様、屋外シートの上での乾杯でしたが、結構マッコリも肴も多かったです。今度迎える時は酒と肴に不自由の無いよう精一杯歓待したいと思い直しました。御同志の方々!ご協力(¥)よろしくお願い致します!